こんにちは!資材部のYです。
ここ数日の間に、例年よりもかなり早い梅雨明けが訪れ、気温が急に上昇しましたね。
湿度も紫外線もグッと増えた大きな環境変化でしたので、体調を崩されませんようご自愛ください。
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今回は、年々過酷になる夏に向けて、私たちの頼れる味方「空調機(エアコン)」のお話をしたいと思います。

節電や地球温暖化問題、日用品をはじめとした様々な商品の値上げラッシュ……エアコンを使いづらい理由が多々現れており、電気代もかさむため使用を控えたいところですが、
こう暑いと作業効率も落ちますし、なにより最悪の場合 熱中症で救急搬送なんてこともあり得ますよね……
そうなると節約していた電気代よりはるかに高い入院費が必要ですし、健康はお金よりも何よりも大切です。
なので!お部屋で過ごす快適さと、地球と財布にやさしい節電とを両立するため、エアコンの効率的な節電方法を紹介させていただきます!
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〇 掃除とメンテナンス
節電において意外と重要なのが、フィルタ清掃です。
フィルタにホコリが詰まっていると、風量が十分確保できずに余剰な電力がかかるうえ、エアコン本体にも負担がかかります。
場合によっては、フィルタを掃除するだけで冷房の効きが早くなったり、電気代が安くなることも!
掃除機で吸うなどのホコリ取りは2週に一度、外して水で丸洗いは月に1度が目安です。少しおっくうですが、エアコンの寿命を延ばすことにもつながるので是非やってみてください!

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〇 設定温度と稼働時間
シンプルですが、温度設定を控えたり、使用時間・頻度を下げることは大切です。
経産省や環境省でも、節電に良い設定温度は28度と言われてますし、我慢をされている方も多いのではないでしょうか?
設定温度に関しては、個人の体質や部屋の規模、家具の配置や空調機の性能も関わってきますので、健康面を考慮すると「室温が28度になるように設定する」方がよいかもしれません!
そうすると、かえって設定温度を下げなければいけなくなるのですが、そんな時に活躍するのが「扇風機」です!
エアコンの電気代は一時間で約12円程度(6畳用の場合)と言われていますが、一般的な家庭用扇風機の場合、なんと一時間で0.5円ほど!エアコンの4~5%程度で済むのです。
空気を冷やすプロのエアコンと、風を作るプロの扇風機が合わさると、設定温度が高いままでも効率的に部屋を冷やすことが可能になるんですね!
そうするとエアコンの負担も減り、より長く・より経済的に使うことができるんです。

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ほかにも、室外機の内部清掃や設置位置の再検討(直射日光を避けるように)など、いくつか方法はありますが……
上記のやり方でもなかなか節電や冷房効率が良くならない場合、下記の原因が考えられます。
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・ エアコン本体の経年劣化
本体内部の部品が劣化していたり、冷媒ガスが漏れ出ていて効率が落ちている可能性があります。
使用頻度や設置状況によって異なりますが、エアコンの寿命は10~13年と言われていますので、本体に貼ってあるラベルを参考に一度確認してみてください。
・ エアコンの容量不足
部屋に対して、エアコンの持つ能力が不足している可能性があります。家具配置や熱源となる家電の量、窓の向きなど、広さ以外にも考慮する必要のある要素もあるので、よりパワーのある空調機に取り換えることを検討しても良いかもしれません。
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まとめますと、
・空調機の寿命の確認
・こまめな清掃
・必要最低限の温度設定と、扇風機との併用
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以上が、健康的かつ経済的で、エアコンにやさしい使用方法です!参考になると幸いです!
もし空調機の取替をご検討であれば、弊社は空調工事も長年しておりますので、お気軽にご相談くださいね!
それでは、快適で素敵な夏をお過ごしください!
資材部 Y